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どうして投票に行くべきなのか




当ブログにおいでいただき、ありがとうございます。


立候補の届け出を済ますと、選挙ななつ道具と呼ばれるものを手渡されます。

使用可能な選挙カーであることを示す標識、拡声器の標識、運動員の腕章などです。

その中に一枚の紙が入っています。

 こう書かれています。

 

 

四国中央市議会議員一般選挙における選挙運動費用の支出制限額は次のとおりである。

候補者一人につき 3,782,200円

 

 

実は選挙において費用面の公平性を図るため、公費負担で賄える選挙費用があります。

 

選挙用葉書の交付(2000枚まで)

ビラの作成費(4000枚まで)

演説会の公営施設使用料

選挙ポスターの作制

選挙カーのレンタル料や運転手雇用費など

 

 

これらの選挙費用の上限が一人当たり3,782,200円です。

つまり32人の候補者の公費負担額は最大1億2103万400円です。

この上に掲示板の設置295か所の費用と投票所の人件費が加わります。

市議会選挙1回の費用は総額2億円程度といったところでしょう。

 


これだけの血税が使われているのです。

みなさん、税金を無駄にしないように選挙に行きましょう!

 

なかには投票に行かないという人もいるでしょう。

日本は民主主義、民衆が 自分の意思を代行する者を選ぶ制度です。

投票に行かないのはこの権利を放棄することで、君主制や貴族制のように自分を権力者の持ち物にする行為です。


君主制、貴族制において民衆の権利や自由は権力者の支配下にあり、重税を搾り取られたり兵士に取られたり、妻を奪われたりしていました。

あなたはこの民主主義社会において代議士達の持ち物になるつもりですか?

自分が自分であるという誇りがあるなら、自分の代弁者を選びましょう。

それがみつからないなら白票を投じましょう。


そのことによって、あなたは政治に不平不満を言う権利を得るのです。




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