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はじめての辻立ち

当ブログにおいでいただき、ありがとうございます。

今週になって各立候補予定者の活動も活発になってきたようで、いろいろなお話を耳にします。

私は辻立ちを始めました。

辻立ちとは、立候補予定者が交差点に立って挨拶や手を振っているアレです。

自分が立候補するまでは、あんなことになんの意味があるのか?と思っていました。

そこで実際にやってみた感想をお伝えしたいと思います。

 

辻立ちと言っても何もなしに立っていたらただの通行人です。

そこで各々が思い思いの格好をします。

後援会のメンバーと作ったおそろいのTシャツやジャンパーなどが一般的です。

たすきをかけているのもよく見かけます。

 

私には後援会はありませんし、妻と二人で活動しているのでおそろいのユニフォームもありません。

そこで普通にスーツで辻立ちをすることにしました。

ただ、たすきくらいは必要です。

ネットで購入しようと探してみると、なんと選挙用のたすきは、無地で一本一万円近くするのです。

幅が15~18㎝もあり、名前がはっきり印字できるようになっているので、駅伝のたすきとはわけが違います。

選挙期間中に汚れたりヨレたりしないようにしっかり作られているのでしょう。

これに本人の名前を入れると5千円近く余分にかかります。

 

そこで妻が急遽オリジナルたすきを作ってくれることになりました。

新居浜の手芸店に直行し布を選んで、電器店でアイロンプリントのシートを購入しました。

たった一日で出来上がったたすきがこちらです。

 

 


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幅は18㎝あり、私の肩幅ぴったりです。

布地は厚く、テーマカラーの紺と水色を使い、暗くなっても光るように反射テープをあしらっています。

選挙活動前は名前を表示できませんので「本人」表示、選挙期間中は名前を示すことができます。

本番用は肩に勲章のような飾りテープをつけてくれました。

ループにすると腰のあたりでたすきがよれるので、交差して重ね、体にぴったり寄り添うようにマジックテープが使われています。

これほどのたすきは、他の候補者は持っていないでしょう。

手に入れたくても買えませんし。

 

 

実際に交差点に立つのは勇気がいるものです。

私も正直、やめようかどうしようかと直前まで迷っていました。

しかし他の候補者ができることを私ができないと言うわけにもいきません。

それに四国中央市を変えようというのに、自分を変えれないのでは話になりません。

 

意を決して交差点に立ちましたが、ハテ、何をすればいいのか?

何も決めてなかったので、とりあえず「おはようございます」を連呼することにしました。

機械的に頭を下げているのもバカみたいなので、せっかくだからやってくる車一台一台に

ドライバーに視線を合わせて挨拶してみました。

 

思った通りほとんどのドライバーは無視して通り過ぎていきます。

無理もありません。「本人」と書かれた誰だかわからない人間が頭下げているだけなのですから。

しかし中には会釈を返してくれる人がいたり、私を知っているのか手を振ってくれる人もいました。

横断歩道を渡る人も会釈を返してくれるし、高齢者の方は「がんばりなよ」と励ましてくれます。

意外と交流が生まれるものです。

 

そんなふれあいがある反面、きついこともありました。

一番は日差しです。

天気のいい日は顔が日焼けするほどの強い日差しで、全身汗びっしょりになります。

曇りや北風がある方が涼しくてやりやすいくらいです。

 

そして直立不動でおじぎをするので、膝が固まります。

時々屈伸してないと膝が痛み出します。

トラックの通行が多い三島港記念公園の交差点なので、北風が吹いてないと排気ガスで喉を傷めます。

 

はじめて辻立ちをしてみましたが、いろいろなことがわかり新鮮な体験でした。

 
 
 

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1件のコメント

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ゲスト
2024年11月12日
5つ星のうち5と評価されています。

出勤時、誰かに手を振り見送ってもらえると、大人になっても嬉しいものです

ましてや忙しい立候補者本人が、暑い中、心を込めてエールを送っていると思うと「ありがとう、お互い頑張りましょう」と言いたくなります


本当に素敵なタスキですね

色の組み合わせも爽やかだし、使う人への色んなことが考えられた作りで、プライスレス!!

こんなすごいタスキを1日で作って下さる奥様のお気持ちを背負って(巻いて?)ドライバーへ、エールを繋いでください


膝と喉、お大事に

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